ストーリーの原点

ボクは約2000の常用漢字を持つ日本の漢字が大好きです。この豊かな意味を持つ記号でコミュニケートするという考えが好きです。例えば、「女」と「子」を組み合わせると「好」になります。理にかなってますね?もちろん、もしあなたが日本語を話すなら、組み合わせによって、なるほどと思うものや、元の成り立ちがとうの昔に分からなくなってしまっているものもあると思いますが。

ボクは日本人の中にいるアメリカ人の話を作りたかったのです。でも、それは戦争の話にはしたくありませんでした — 太平洋戦争、戦争後の米軍支配、沖縄の駐留米兵といったような。それで、ボクは東京にいる友人の映画製作者、平井茂に聞いてみました。日本で歴史物や時代劇を撮るのはどれくらい難しいの?と。彼は九州佐賀県の忍者村のことを話してくれました。そのとき、彼は忍者村のオーナーをよく知っていると言いました。それで決まったのです。ボクたちの話は1854年、ボクが犬岡と名付けた架空の村で起こります。ボクにとっては地味な田舎町を連想させる可笑しい名前ですが、日本人にとっては特別な意味のない、あり得る名前のようです。

自分がアメリカ人の役をやろうと思って、日本人の女性通訳とアメリカ人の男性通訳の2人の主役を考えましたが、最初の3シーンを書き終えた後、ボクはアメリカ人の役を誰かもっと若い人にやってもらうことにしました。その頃にはストーリーが楽しくなってしまい、茂も3シーンだけで「すでに面白い」と言ってくれました。

茂はボクの脚本のテクニカルアドバイザーです。現在ボクだけが脚本を書いてますが、彼や他の人たちも同様に脚本に参加してくれてOKです。ボクの息子は日本人の嫁、3人の子供たちと一緒に名古屋に住んでいますし、ボク自身も日本語を少し話したり書いたりできます。だから、いろんな意味でこの企画にワクワクしてます。